きのう今日と、あいにくの雨となりましたが、現場が動かない分、
色んな会社とアポを取り、有意義な商談をさせていただきました。

26日9時は、長野県松本市にあります、ツーバイフォー建材商社へ。

かなり大規模な工場に在庫が豊富にあり、ウエスタン・レッド・シダーのサイディングやシダー・シェイクなど、まだまだホームセンターでは入手しにくい様々な材料を取り揃えておられます。

11時からは、個人的に興味のあった石井味噌さんを見学。
味噌工場でありながら、見学ツアーの観光バスが次々訪れ、味噌をうまく取り入れたランチや味噌ソフトクリームなどで大賑いです。

少しお話できた社長はとても若く、頭の中では既成概念に捕らわれない新しいアイデアが次々浮かんできているといった感じでした。

工場見学といえば、八ヶ岳では白州のサントリー工場見学ツアーが有名ですが、あちらは巨大企業。
石井味噌さんも私からみると大きな会社ですが、見学ツアーを事業の一環として取り入れられて成功されているので、とても勉強になりました。

1時からは以前にもお会いした薪ストーブ作家、高橋さんの運営するケンズメタルワークのショールームへ。

薪ストーブは仕事でそこそこ関わっていますが、その構造を完全に把握しているかと言われれば、もちろんそんなことはありません。
その薪ストーブを自力で設計して製造できるのですから、尊敬してしまいます。

ちなみにこちらはハンドメイドのクッキング・ストーブ、その名もクックくん。

ハンドメイドでありながら、価格はリーズナブル。当然ですが、売れまくってます。
ショールームには薪ストーブ以外にも、鉄で作った人形など可愛い雑貨がいっぱいで、次々と女性たちが見学に来ていました。
高橋さんの薪ストーブは、実物を見ると写真以上に欲しくなることは間違いありません。
なお、ショールーム自体が建築確認段階から高橋さんの自作です。

5時からは南相木村にて木製バス停留所の打ち合わせ。
こちらは請けた業者さんに同行させてもらい、すでに建っている2箇所を見学。

南相木村は長野県でも、「里山」という言葉がピッタリの美しい村です。

こちらに関しては、県産材カラマツが利用できたら素晴らしいでしょうね。問題はカラマツ特有の捩じれですが。

私自身、長野県の税金を使ったセミナーで「森林整備推進士」などという怪しげな・・・もとい、立派な肩書きを頂いているので、県産材の利用に貢献しないわけには行きません。

本日は以前から溜まっていた見積もりを作る傍ら、県産材カラマツ利用に向けた調査や、森林組合への問い合わせなどしています。