長野県富士見町で行われているセルフビルドのサウナ小屋。
お客様も忙しいことがあって、少しずつ進めています。

上棟までお手伝いしたあとは、お客様の一人作業となっています。
弊社の断熱性にこだわったサウナ小屋のコンセプトに共感していただき、お客様も研究を重ねて高断熱のサウナを作っておられます。

屋根には垂木間に充填断熱、その下にネオマフォームを内張りし、アルミシートで防湿および熱遮断、その下に胴縁で通気層を作って、やっと内装です。
垂木の上にはまず無垢の杉板で層を作ってその上に屋根用タイベックで透湿防水、その上に断熱指示垂木を乗せて間にお客様が持っていたスタイロフォームで充填断熱、その上にもう一層無垢板で屋根野地板を貼り、板金仕上げとします。
薪ストーブの煙突は当然ながら二重煙突ですが、それをさらに煙突囲いすることで、上昇気流を高め、煙道が冷えてタールが発生するのを防いでいます。

ここまでするのは今回個人サウナとしては2.4M角とかなり広く、天井もけっこう高いのです。
お客様は大量の薪を常時保有されていますが、それでもこれだけ大きなサウナ室となると、断熱が低いと薪の消費量は相当な量になってしまいます。
市販のサウナ小屋と比べてもかなり容積があり、火力で勝負という感じでは、家で頻繁に使うサウナ小屋としては燃費が高すぎます。

内部なかなか伝わりませんが、めちゃめちゃ広いです。
余裕で6人、気心知れた友達なら10人はいけますね。
ご近所にもサウナ好きの人が多いため、ご近所の集会所的な意味合いでも大きくされました。
また友人たちも見学に来てその大きさに驚いており、月一でみんなで集まるサウナイベントの話が盛り上がっているそうです。
現地は冨士見町の森の中にあり、周囲はお客様が丁寧に整備された雑木林。
敷地に高低差もあって景観は最高、水は四季を通じて15度前後の清涼な地下水です。
サウナ後の水風呂と外気浴の気持ちよさは、比類ないものとなるでしょう。
これが営業施設でないのが残念です!笑

サウナには景観のいい方向に窓を取り付けるのですが、これは弊社の主な取引先であるフィンランドのルオマン社からペアガラスの窓を取り寄せています。
これが現在政情不安でスエズ運河が通れずアフリカ航路になること、加えてフィンランドでの1ヶ月におよぶ港湾のストライキのため、約2ヶ月の遅延が出ています。
完成が予定よりかなり遅れてしまいますが、紅葉シーズンにはなんとか完成して欲しい!

完成すると、とてつもないクオリティーのサウナ小屋ができそうです。