毎日とてつもなく暑い日が続いているという話ですが、八ヶ岳東麓の川上村にて、フィンランド製のミニログハウスを施工しました。

本国フィンランドのマニュアルにはないのですが、壁の交差部(ノッチ)にウレタンコーキングを塗っていきます。
この工程はとても大事で、これにより、雨シミを防ぐことができます。
雨シミができると、一気に古びた印象になってしまいます。

ログハウスは森の中にあると映えますね。

ずっと木の色を維持してくれるならいいのですが、やはり劣化するため、防腐塗料は必須です。
なお高地は涼しいものの紫外線は強いため、できれば濃い色のほうが木の保護には有効です。


傾斜が大きいため入口の階段の段数が増えてしまいました。
だけどその分デッキの眺めがとてもいいです。
寒冷地では凍結深度が深いということがあり、基礎工事がとても高額になります。
そのため通常は真ん中にもう1本独立基礎が来るのですが、太い角材で受けて、両端だけに独立基礎を配置しています。