国産ヒノキのデッキ材を格安販売

一番最後にヒノキデッキ材の価格表があります。

円安、原油高、政情による海運コスト上昇、長く続くデフレの影響で輸入材の価格が高騰、もはやホームセンターで防腐注入のツーバイ材を買ってDIYでデッキを作っても、高額になる時代が来ました。
八ヶ岳むらはま工房では、数年前からデッキ材を岐阜県産の東濃ヒノキに切り替えています。

岐阜県産の東濃ヒノキ

東濃地方はヒノキの一大産地であり、良質のヒノキ材の生産地として有名です。
東濃ヒノキは計画的伐採により年輪の幅がせまく、しっかりした材が多いです。
見た目はピンクがかって木肌も大変美しく、人々が心に描く、美しいヒノキ材のイメージを体現しています。
節ありの材を選んでも、節が比較的少なく、あっても小さいのが特長です。
また香りが大変よく、屋外に開放されたウッドデッキですら、ヒノキの香りがけっこう漂います。
加工性もよく、丈夫な割に軽くて、加工性も大変よいです。
また、天然木材の反り、割れ、欠けといった欠点が少ないのも特長。
一大産地ゆえ、伝承された林の管理のノウハウ、豊富な木材から選ばれたグレード、地域全体で高め合う品質によって、大変品質のよい木材をお手頃価格で供給しています。

ヒノキのデッキ、何が良い?

これまでのウッドデッキの主流はホームセンターなどに売っている緑の防腐剤(ACQ)を加圧注入したツーバイ材でした。
ただツーバイ材として売られているSPF(スプルース・パイン・ファー)は、木材そのものの防腐性能が非常に低いということが大きな欠点でした。
その欠点を補うため、防腐剤を加圧注入するわけですが、窯に入れて加圧注入といっても、断面を見てもわかるように、木材の中心まで防腐剤が浸透しているわけではありません。踏んでいるうちに表面が削れたり、経年劣化で表面の成分が飛んで水分が木材の中に浸透しやすくなってくると、たちまち激しい劣化を始めます。

一方ヒノキ材は木材自体の油分が多く、防腐性、防虫性に優れているため、表面が削れたり、経年劣化で木材に水分が浸透しやしくなっても一定の防腐性能を発揮します。
また防腐剤を注入していないため、小さなお子様が素足で歩いたり、ペットが爪に付着した木片などを舐めても中毒を起こす心配がありません。

ヒノキって、イメージほど高くない

確かにヒノキは高級なほうの部類の木材になります。
昔は「あの家は立派なヒノキを使って建てている」なんてお金持ちのイメージがありました。
ですが、ヒノキは人々のイメージほど高価なわけではないのです。
むしろ円安、原油高、長くつづくインフレの影響で、国産材はむしろツーバイ材などの輸入材よりコスパのいい印象になってきました。

輸入材がとてつもなく安かった時代はよかったのですが、防腐剤注入の費用、決して安くない輸入費、
これらを掛けるなら、木材そのものの防腐性の非常に高い国ヒノキのほうが、ランニングコストを考えると非常に割安です。

無塗装でも使用可能

防腐性能が高いことから、無塗装でもデッキ材として利用することができます。
木材浸透系の防腐塗料は大変高価ですので、事前4面塗り、仕上げ塗りなどを行うと、塗料代、塗装用具代、業者に依頼した場合は人件費もバカになりません。
またDIYの場合ですと、塗装するための作業代、乾燥させるためのスペースや乾燥期間など、色々と面倒なことが発生します。
そこに掛けるコスト、時間を考えると、デッキに屋根を掛けることのほうがデッキを長持ちさせるかもしれません。

もちろん、写真のように建物外観とのバランスを重視して塗装することも可能です。

その場合も、組立後に仕上げ塗り1回で済ますことも可能なのは、ありがたい点です。

ハードウッドや樹脂デッキとの比較

よく聞かれることが、ハードウッドや樹脂デッキのほうが寿命が長いため、より得なんではないかというご質問があります。
もちろん、さすがにハードウッド、樹脂デッキはヒノキよりさらに長持ちします。
ただし価格差が激しいので、倍の寿命だとしてもランニングコストは得に変わりません。
ハードウッドや樹脂デッキも半永久的に持つわけではなく、ちゃんと寿命があります。
どんな長持ちするデッキでも、雨ざらしでは10年経っても床板を1枚も交換しなくていいというわけではありません。
それならば、その価格差で屋根を掛けたほうが合理的ではないかと思います。

これはお好みにもよるのですが、ヒノキ、ハードウッド、樹脂デッキをならべて、どれが一番居心地がいいかと聞かれれば、ヒノキのデッキだと答える方が圧倒的に覆いうのではないかと思います。

またデッキというのは、ライフスタイルによってご希望の形、大きさが変わってきます。
弊社でもまだ使える既存のデッキの作り換えの工事を行います。
新築時、あるいは中古別荘の購入直後にコストを抑えて作った小さなデッキが、やはり小さすぎて作りかえるということが多々あります。
そういった場合は数十年使うつもりでハードウッドなどを採用しても、結局無駄に高額な投資をしてしまったということになります。

八ヶ岳むらはま工房のデッキ製作

テラスを掛けると、デッキの寿命は倍になります。

八ヶ岳むらはま工房ではどのサイズの材を何本と指定していただいてのデッキ材販売はもちろん、デッキ自体の大きさを指定していただけばこちらで図面を作成、材を拾い出して積算することも可能です。
一般地域では沓石を900ピッチに配置、寒冷地では基礎1本が高額になるため、太い土台で1800や2700飛ばすなど、効率的な拾いだしも可能です。
こういった基礎本数を少なくする場合も、ホームセンターで材を買うと2×10などの薄い材で作ることになりがちですが、国産ヒノキだと、105×150、120×180といったように、非常に太いしっかりした材で安心して飛ばすことができます。

価格表

別途、配送費が掛かります。関東圏だと、4tユニックチャーターで5万円程度です。
八ヶ岳周辺では工事もお請けできます。

デッキ材として代表的なサイズを書きましたが、指定されたサイズを製材することも可能です。

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