昨日は初日のため、林業に興味のある人間なら誰もが知っている内容でした。

・・・が、今日は一気に高度な内容に。
大学の地質学で1年掛けて学ぶ講義内容を簡略化して、1日にまとめたというもの。
内容は森林土壌、地層のなりたち、山地崩壊など。

高度な内容でしたが、講義をした林業セミナーの職員の方の教え方が面白くて、
丸一日、飽きることなく楽しめました。
たとえば富士見町の石灰は、その昔、本州を縦断していた海のサンゴが堆積したものだとか。
太平洋プレートが日本海プレートの下に潜り込む際、表層がはぎ取られて堆積したそうです。

参加者は森林組合や造園業者など森のプロの方も多数でしたが、
講義を聞いて、すごく納得していました。
日頃から現場で感じていたことに学問の裏付けが与えられた喜びは、ちょっと感動ものです。

午後は森に出て地面を掘り実際の土壌の調査。
写真を撮りましたが、こんな雰囲気です。

高校の時は天文学は大好きだったけど、地質学になってからは大の苦手でした。
なのに今回は凄く面白い!
30年経って、自分の興味も変化していったんでしょうね。

残るは28日!