先日から書いたログハウス玄関の風除室が完成しました。
(といっても未塗装ですが)

正確にいうと、風除室ではなく単なる玄関というべきかもしれません。
というのが、風除室は玄関に入る前に雨風を凌ぐ、また雪で玄関ドアが開かなくなるのを防止するといった役割があると思います。
こちらのお宅の場合、別荘という非日常空間で設計したため最初から玄関がなく、ドアを開けるといきなりリビングになっています。
でもやはり不便であり、また横殴りの雨、雪だと屋根があっても靴が濡れてしまう、また脱いでおいた靴に虫が入ったりするのを防ぐため、ポーチを玄関(三和土)にしたという感じです。

正面が採風勝手口ドアで閉めて施錠したまま風が取り入れられるようになっており、またデッキに出てゆく部分にも勝手口があり、サンルームなみに明るく、窓が開くため蒸し風呂状態にもなりません。

このように玄関ドアには網戸付きの窓がついています

出来上がってみると、なんだかもう一つ部屋が出来た感じで、雨風凌いだ状態で靴を脱いだり履いたりできます。

土足で使用するため、床はウッドデッキです。
ただし新しいドアの床枠だけが上がらないよう、既存デッキの上にウッドデッキを足して段差を解消しています。
しかもその間にネットを張ることで、床下からの虫の侵入を防止しています。

1.5m×1mのスペースがあるため、小さな下駄箱も置くことが可能です。