森林・林業セミナー4日目。
今日は午前中は森林法、林業基本法について。
昨日講師が「明日は拷問のような授業になります」と言われましたが、
そのフリによって覚悟して行ったので、実際には楽しく聞けました。

講師の人は林業センターの職員の方が務めるのですが、毎年セミナーをやっているので、教えるのも余談や冗談をまじえながら、固い内容も結構おもしろく聞かせてくれます。

興味を惹いた話。
長野のスギは南北で性質が分かれていて、北信のスギは葉が小さい。
それは雪が多い北部では樹の上に雪が溜まって倒木するため、葉が小さくなっている。
正確には「葉の小さい個体が生き残った」と言うべきか?
興味深い話でしたが、森林組合の人からしたらどうなんでしょう。常識なのかな?

午前中は山菜目当ての人にはキツイ内容でしたが、午後はキノコの栽培法。
ただ、やはり林業セミナーなので、菌床栽培の説明が多く、個人レベルではどうしようもない方法でした。
2日目はプレゼン資料を最後にpdfで貰えたのであまりノートをとらなかったのですが、今日は未発表なことが多いのでデータを渡せないということ。ノートとれば良かったー。

でも参加者が多様なので、チェーンソーのことを聞きたければ森林組合の人、樹木のことは造園業、建材のことは工務店の人、山菜のことは里山整備のNPOの人と、それぞれの専門家に教えてもらうことができるので、非常にありがたいです。

とりあえず第1週目シリーズは今日で終わり。
次は来月の刈払機の特別教育から。
明日から、しばしリアル・ライフに戻ります。

残るは26日!