昨日おとといと2日間、大工の小山さんの紹介で、「杜の工房」さんの現場のワークショップに参加させて頂きました。
「杜の工房」は、軽井沢で伝統工法や自然材料などを取り入れた素晴らしい家作りをされておられます。
社長の両川さんはじめ、現場の大工さんからも色んな話を聞くことができました。
今回はドイツで古くから伝わる軽量藁土工法による断熱工事のお勉強です。
無農薬農家に頂いた藁と長野市の粘土を混ぜ、壁や天井裏に充填していきます。
指導はカイル・ホルツヒューターさん。
左官屋さんとしても大した腕前ですが、今なお週2回京都の左官学校で勉強されています。
なんという向上心。
とにかく工法に関する知識、研究心、情熱は半端ではないです。
レクチャーはすべて英語です。
(ウソです。日本語ペラペラです)
一言で軽量藁土工法と言っても、ただ隙間に藁土をこねて詰めるだけじゃありませんでした。
やはりそこには沢山の蓄積されたノウハウと、科学的なデータの裏付けがありました。
ログハウスの場合、壁は無垢材ですが、2Fの妻壁や床屋根断熱の断熱に採用できそうです。
労働は大変なものですが、セルフビルドにはいいかもしれません。
健康住宅志向のお客様なら、納得の工法かもしれません。
じっさい施工していて、グラスウールなどのような、あの嫌なチクチクがありませんし、
スタイロフォームほど蟻も寄って来ませんでした。
嫁も何だか楽しそう?