山の中にミニログハウス、シエルを建てています。
シエルとは、フィンランド語で「森の妖精」だとか。
しかし、森に妖精が現れるには、魔法の使えない人間の努力が必要。
(うまいこと言えてない)

人力で凍結深度の穴を掘れば石はゴロゴロ、30センチの石も出てきます。
そして山に降る雨は、土を流し、足元は泥沼。
水、電気、トイレ無し、最寄りのコンビニまで21km。

大きなホームセンターまでは50km。
雨水と側溝の水で手を洗い、泥々の作業着をすすいで頑張っているところに襲ってくる、スズメバチ、アブ、ブユ…

そして雨による工具の故障、雨に打たれての体調不良…
そんなことがもう10日ほど続いています。

ところが今日、嫁さんが
「鳥の鳴き声が『なんくるないさー』って言ってるように聞こえるよ」

それを聞いて、ギアを入れ直し、不屈の精神とポジティブ・シンキングでやり遂げるのみ!

…でも山形の鳥がなぜに沖縄弁?