簡易なパネルハウス+テラス 39万6千円(税込)

内配送費、工事費、断熱材、塗料などは含まれておりません。

間口2.43m×奥行2.28mの約3.3畳の組立簡単なパネル収納庫に1.8畳のテラスがついています。

薪、自転車を置くスペースとして、非常に便利です。

製品説明

16㎜のパインパネルを組み合わせることで低価格を実現!

パネルキャビンの床面積は 3.6平方メートルで、室内空間は1坪と少しのコンパクトな空間です。尾根の高さは約 2.4m です。
最も高い部分の天井高は2.25m、低いところでは1.78mと大人が立てるか立てないかぐらいですが、勾配天井のため中心に向かって高くなっていきます。

扉は両開きで大きな荷物を入れやすく、全面フルパネルになっていますが、ガラス戸に変えるためのパーツも入っています。
とはいえ、ドアをノコギリでくり抜くので、それなり大変な加工が必要です。

付属の窓パーツを使うと、写真のようなドアになります。

付属の窓パーツを使うと、写真のようなドアになります。

低価格で提供するため、16mm外壁のみの軽量パネルになっています。
パネルを組み立ててビス止めし、建てる構造で、面倒な三角の妻壁はすでに加工されています。
DIYで細かく作る時間が無い方には、色々揃える手間が省けます。

また倉庫内に置く一室としては屋根を外すことができ、その場合は29万7千円(税込)になります。

9.9㎡以下のため、基本的には建築確認申請が不要です。
ただし防火地域、準防火地域、22条地域などの防火規制を受ける地域では、建築不可、または境界から3m後退などの制限を受けることもあります。
また9.9㎡以下の建物であっても建築確認申請が必要な地域、状況が多々あります。
その場合、構造的に確認申請が通らないため、本キットは費用を掛けても建築確認申請を通すことはできません。
あとから分かってもどうすることもできないので、必ずこのページをプリントアウトし、現地の役場に建築の不可をご確認ください。

フィンランドから船便で輸入するため約4ヶ月の納期が掛かりますが、好評であれば、日本に在庫する予定です。
いつまでに必要という方は、納期をご確認ください。

梱包サイズが2450 x 630 x 1200 / 380 kgと大変小さく、コンテナに複数棟入れることが可能です。
そのため複数棟を発注いただけると、割引のオファーが出来ますので、施設の物入れなど、同じものをずらっと並べる場合は、ぜひご相談ください。

国内陸送費に関しても1.5t車で運べますので、平ボディーの手おろしを選択していただけると、配送費表の金額より安くできるのではないかと思っています。
ご住所をお知らせいただければ、配送費を計算させていただきますので、ぜひ一度お問合せください。

付属の窓キットを利用して加工した一例です。

キット内容

壁パネル、両開きドア、固定窓加工セットがつきます。
壁、天井、床板のすべてが16㎜の厚さです。
屋根材に加えて、留め具、釘、ネジも含まれています。
床板は合板程度の強度はありますが、ホームセンターで針葉樹合板などを買って下に敷くことをおすすめします。

上棟までは加工済みですが、天井板の先端、最後の1枚をカットしなければいけません。
そのため最低限の大工道具に加え、丸ノコを所持し、ある程度使い慣れていることがオーナー様の条件となってきます。

屋根材はフィンランド伝統の六角形タイプのアスファルトシングルが含まれています。
他の屋根材にしたい方、まれに屋内設置する方のために屋根材を外すことも可能で、この場合3万3千円引くことができますので、税込29万7千円になります。
別途、北米系のシダーシェイクを思わせるアスファルトシングルも日本で用意することができます。

北欧系の六角形のアスファルトシングルは裏紙を剥がし、接着します。
北米系の四角形のアスファルトシングルは、コーキングガンで接着剤を塗布しながら施工します。
どちらも釘を併用します。

フィンランドのキットは屋根材端部を木材で抑える仕様になっています。
ただ湿度の高い日本ではこれは劣化しやすいため、屋根回り端部に板金を回すこともおすすめしています。
板金も用意できますので、ご相談ください。

寒冷地や森の中で落ち葉などが多い場合は、スーパーガルバリウム鋼板の板金を依頼されることをおすすめします。
耐用年数、防水性などを考えた場合、多少の費用差があっても、板金屋根のほうがおすすめです。
この場合、こちらで板金を用意する必要はありません。
野地板が掛かる日を板金業者にお知らせし、防水シートを掛けて紐でくくっておくとよいでしょう。
強風の吹く地域では、木材をビス止めしてシートが飛ばないようにすることも有効です。
板金業者は防水紙(ルーフィング)をしに来た際、採寸して数日後屋根を施工してくれます。
20年は、屋根に関しては何の心配もなく過ごせるでしょう。

塗装

外壁は塗装が必要ですが、キットに塗料は含まれません。
こちらも用意はできますが、ホームセンターや通販で購入も可能です。

やはり木の風合いを生かすため、木目が見える浸透系の塗料がおすすめです。
キシラデコール、ナフタデコールなどをおすすめしますが、自然塗料にこだわる方には、
オスモ、リボスといった塗料も選べます。

ペンキのように塗りつぶしの塗料を使った場合、水蒸気を通さない塗料だと蒸気が放散できず、水膨れのようなことが起こって塗料がはがれやすくなります。
一見造膜しているようでも、水蒸気を通す木部塗料を使う必要があります。

最もおすすめはフィンランド製の水性塗料ティックリラで、ほとんどのログハウス会社が採用しています。
耐久性、色の豊富さでは群を抜いていますが、値段が高いのと一般的には入手しにくいのが難点です。

比較的入手しやすい塗料として、オスモのカントリーカラー(油性)、キシラデコールのコンゾラン(水性)もおすすめです。

屋根断熱に関して

別途、屋根断熱キットを日本で用意することができます。
販売されている建物キットは、ほぼ屋根断熱が採用されていませんが、部屋として過ごす場合、ほとんどの地域で屋根断熱は必須です。
床断熱は一般地域ではなくてもなんとかなりますし、やるとしても床根太間にスタイロフォームなどを充填するだけなので、簡単です。
一方、屋根断熱は、屋根の上に断熱層を作る必要があります。
そのための追加垂木、野地板、追加屋根回り材、板金なども別途用意することができますので、ご検討ください。
断熱無しでもいいかと建ててみて、やはり暑くてどうしようもないとなったとき、あとから上に断熱層を作ると、屋根材が無駄になります。
また家具や小物が入ってから、下から天井を貼るのもとても大変です。
断熱層には電線を通せるというメリットもありますので、最初から屋根断熱を作る、電線を通しておくということは非常に有効です。

配送費(本州 東日本のみ)

トラック平ボディユニック
青森・岩手・秋田¥110,000¥121,000
宮城・山形・福島・新潟¥88,000¥96,800
東京・千葉¥77,000¥84,700
栃木・茨城・神奈川¥66,000¥72,600
埼玉・群馬¥55,000¥60,500
長野・山梨・静岡¥44,000¥48,400
愛知・岐阜・富山¥55,000¥60,500
石川・福井¥66,000¥72,600

平ボディの場合、車両から10m以内の場所に手おろし、または現場にフォークリフトやクレーンがある場合です。
ユニックの場合、梱包おろしできますが、転倒しないよう、車両からそれほど遠くにはおろせません。