20㎡ 壁厚70㎜ 税込366万円(屋根材付)

マシンカット・ログハウスでは最高品質のフィンランド製、ドア、窓はペアガラスです。
国内配送費、工事費、断熱材、塗料などは含まれておりません。

製品説明

リモートワークオフィスにピッタリのタイニーハウス

キウルの室内床面積は 20 ㎡と建築面積の割に小さいですが、屋根付きのデッキが7.5㎡とかなりの面積を占めています。
室内床面積で考えると割高になるため、屋根のある外空間を有意義と考えるか、もったいないと考えるかによって、このモデルの賛否は分かれるところです。
パースにある通り、一部屋だけがデッキによって完全に独立しています。
そのため、仕事がリモートワークになったのをきっかけに、初期投資の安いリモートワークスペースとして作るのをおすすめします。
たとえば都会の喧騒をはなれ、山の中にリモートワークオフィスを作ったとしましょう。

右側の部屋は約8帖の長方形のワンフロアですが、中間の張り出し部分を利用して間仕切ってもいいでしょう。
たとえば入口付近にはミニキッチンと小さな冷蔵庫を置き、自炊は行いません。
奥側にはトイレとベッドを置き、宿泊も可能です。
風呂があると滞在しやすくはなりますが、ユニットバスにお金を掛けることはせず、割り切って銭湯へ通うようのはいかがでしょうか。
ユニットバスのためのスペース、費用を節約すれば、数年分の温泉定期券が買えるでしょう。
料理、片づけ、風呂掃除といった手間と費用を、時間を買っていると割り切るスタイルにします。

デッキで隔てられた小部屋はワーキングスペースです。
仕事外のスペースと完全に隔てることにより、ここでは完全に仕事モードで過ごすことになります。
煮詰まってきたら、デッキに出て外の風に当たるのもいいでしょう。

正面の広いデッキではコーヒーと軽食のモーニングタイム、反対側では夕日と裏庭をボーっと眺めながら、1日の疲れを癒します。

壁厚は70㎜ありますので、ある程度の積雪地域でも強度的には大丈夫です。
ただし冬氷点下になる寒冷地では、断熱性は少し弱いです。
初期投資を抑えるならば妥協範囲ではありますが、あとの暖房費は掛かります。
ログハウスの構造上、壁断熱はできませんが、屋根、床下の断熱によって、かなりの断熱性能を補うことができます。
またログ壁は遮音性はそれほど高くないものの、蓄熱体としては非常に優秀です。
数日滞在するオフィスなどの場合、一度温まった壁は、その後じっくりと熱を放出してくれるため、長期滞在には向いています。

確認申請が必要な大きさですが、フィンランド仕様で日本の基準に適合しないため、都市計画区域外を対象とさせていただきます。
八ヶ岳であれば、山梨県北杜市、長野県原村、南牧村などでは建築可能ですが、特定エリアも存在するので役場の確認が必要です。

キット内容

本キットには、ログ壁、ドア、窓、フローリング、天井板、屋根材に加えて、留め具、釘、ネジも含まれています。フローリングの厚さは26mm、天井板は16㎜となっています。

またドア、窓のガラスはペアガラスになっています。

ログ材は工場でプレカットされているため組み上げは簡単です。
フローリング、天井板にも加工がされていますが、最後の1枚や、屋根先端の切り揃えは必要です。
最低限の大工道具に加え、丸ノコを所持し、ある程度使い慣れていることがオーナー様の条件となってきます。

キウルの組立マニュアルはこちら

屋根材に関して

屋根材はフィンランド伝統の六角形タイプのアスファルトシングルが含まれています。
板金屋根など他の屋根材にしたい方などのために屋根材を外すことも可能で、この場合355万になります。
別に北米系のシダーシェイクを思わせるアスファルトシングルも日本で用意することができます。

北欧系の六角形のアスファルトシングルは裏紙を剥がし、接着します。
北米系の四角形のアスファルトシングルは、コーキングガンで接着剤を塗布しながら施工します。
どちらも釘を併用します。

フィンランドのログハウスキットは屋根材端部を木材で抑える仕様になっています。
ただ湿度の高い日本ではこれは劣化しやすいため、屋根回り端部に板金を回すこともおすすめしています。
板金も用意できますので、ご相談ください。

寒冷地や森の中で落ち葉などが多い場合は、スーパーガルバリウム鋼板の板金を依頼されることをおすすめします。
耐用年数、防水性などを考えた場合、多少の費用差があっても、板金屋根のほうがおすすめです。
この場合、こちらで板金を用意する必要はありません。
野地板が掛かる日を板金業者にお知らせし、防水シートを掛けて紐でくくっておくとよいでしょう。
強風の吹く地域では、木材をビス止めしてシートが飛ばないようにすることも有効です。
板金業者は防水紙(ルーフィング)をしに来た際、採寸して数日後屋根を施工してくれます。
20年は、屋根に関しては何の心配もなく過ごせるでしょう。

塗装

外壁は塗装が必要ですが、キットに塗料は含まれません。
こちらも用意はできますが、ホームセンターや通販で購入も可能です。

やはり木の風合いを生かすため、木目が見える浸透系の塗料がおすすめです。
キシラデコール、ナフタデコールなどをおすすめしますが、自然塗料にこだわる方には、
オスモ、リボスといった塗料も選べます。

ペンキのように塗りつぶしの塗料を使った場合、水蒸気を通さない塗料だと蒸気が放散できず、水膨れのようなことが起こって塗料がはがれやすくなります。
一見造膜しているようでも、水蒸気を通す木部塗料を使う必要があります。

最もおすすめはフィンランド製の水性塗料ティックリラで、ほとんどのログハウス会社が採用しています。
耐久性、色の豊富さでは群を抜いていますが、値段が高いのと一般的には入手しにくいのが難点です。

比較的入手しやすい塗料として、オスモのカントリーカラー(油性)、キシラデコールのコンゾラン(水性)もおすすめです。

屋根断熱に関して

別途、屋根断熱キットを日本で用意することができます。
販売されている建物キットは、ほぼ屋根断熱が採用されていませんが、部屋として過ごす場合、ほとんどの地域で屋根断熱は必須です。
床断熱は一般地域ではなくてもなんとかなりますし、やるとしても床根太間にスタイロフォームなどを充填するだけなので、簡単です。
一方、屋根断熱は、屋根の上に断熱層を作る必要があります。
そのための追加垂木、野地板、追加屋根回り材、板金なども別途用意することができますので、ご検討ください。
断熱無しでもいいかと建ててみて、やはり暑くてどうしようもないとなったとき、あとから上に断熱層を作ると、屋根材が無駄になります。
また家具や小物が入ってから、下から天井を貼るのもとても大変です。
断熱層には電線を通せるというメリットもありますので、最初から屋根断熱を作る、電線を通しておくということは非常に有効です。

配送費(本州 東日本のみ)

70mmログハウスのシリーズは受注生産品のため、発注から製作に10〜12週間、フィンランドから名古屋港までの船便で3~4ヶ月掛かります。
そのためトータルでは半年程度の納期が必要で、年始であれば夏頃、秋であれば来春といったタイムスケジュールになってきます。
いつまでに必要という方は、納期をご確認ください。

トラック平ボディユニック
青森・岩手・秋田¥110,000¥121,000
宮城・山形・福島・新潟¥88,000¥96,800
東京・千葉¥77,000¥84,700
栃木・茨城・神奈川¥66,000¥72,600
埼玉・群馬¥55,000¥60,500
長野・山梨・静岡¥44,000¥48,400
愛知・岐阜・富山¥55,000¥60,500
石川・福井¥66,000¥72,600

平ボディの場合、車両から10m以内の場所に手おろし、または現場にフォークリフトやクレーンがある場合です。
ユニックの場合、梱包おろしできますが、転倒しないよう、車両からそれほど遠くにはおろせません。

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